九州の焼き物、波佐見焼が人気の理由を紹介します!

「毎日使う食器にこだわりたい」
日常的に使う食器をこだわり、より豊かな毎日を送りたいとお考えの方はこの記事をぜひご一読ください。
今回は九州の焼き物の1つである波佐見焼について紹介します。
ぜひ参考にしてください。

九州は焼き物が有名ですよね。

波佐見焼は長崎県の波佐見町で生産される陶磁器です。
歴史は古く、戦国時代の後期に生まれた伝統工芸品ですが、現代においても食器として愛用されています。
波佐見焼は綺麗で透明感のある藍色が特徴的で、くらわんか碗やコンプラ瓶、ワレニッカ食器などが有名でしょう。
くらわんか碗の由来は、「餅くらわんか、酒くらわんか」というかけ声とともに売られたことかが由来と言われています。

また、コンプラ瓶は主に海外向けに作られたもので、ポルトガル語で仲介人を意味する言葉が由来だと言われています。
そして実際に、金富良商社によって酒や醤油を輸出する際、この瓶が使われていたそうです。

ワレニッカ食器は1987年に壊れにくい給食用の食器として生産されたものです。
最初は町内の小学校だけで使用されていましたが、その後給食が日本国内で普及してからは県外の学校や病院でも見られるようになりました。

波佐見焼が注目されている訳とは?

波佐見焼は当時、陶磁器が高いイメージが強かった中で、日常使用する食器として世の中に流通しました。
汚れにくいだけでなく、水分を吸収せず、食洗器やレンジにも対応できるものが多いため、その扱いやすさから多くの人に愛用されています。
この日常使いのしやすさが愛される理由です。

若者を中心として支持される波佐見焼ですが、柔軟で幅広いデザインも特徴的です。
そのため、老若男女を対象に広告や宣伝に力をいれ、町全体が一丸となって積極的に販売を行っています。

およそ10年前にテーブルウェアフェスティバルという催しで「波佐見焼」という名前を出した際は、全く名前が知られていませんでした。
しかし、現在は有名な焼き物として多くの人から支持を集めています。
モノづくりの現場では、デザインにおいて新たな取り組みが活発に行われており、海外からのオファーもどんどん増えてきています。
このように波佐見焼はこれからも進化していく可能性を秘めています。

まとめ

美しい器は眺めるだけでも幸せな気分になりますよね。
毎日使う食器を少しこだわってみるだけで、毎日の暮らしの質がワングレードアップするかもしれません。
他にも素敵な食器を見つけたいとお考えの方は、ぜひ一度当社までお問い合わせください。