波佐見焼の良さとは?波佐見焼の特徴をお伝えします!
波佐見焼は近年、若者を中心に人気が高まっています。
波佐見焼の歴史は非常に古く、400年以上の歴史がありますが、全国的にその名が知れ渡るようになったのはここ数年です。
そこで今回は波佐見焼についてより深く知っていただくために、波佐見焼の良さと特徴についてご紹介します。
波佐見焼の良さとは?
波佐見焼には決まりがないのが、波佐見焼の良さと考える方もいらっしゃいます。
有田焼は繊細で華やかな絵付けが特徴で、九谷焼は五彩と呼ばれる5色で装飾する彩法など、それぞれの産地には特徴があります。
しかし、波佐見焼はある意味特徴がないと言えます。
形にはまった技法が存在しないため、時代にあった焼き物を作れるのです。
それが波佐見焼の最大の強みになっていると考えられます。
実際に、形や柄だけでは波佐見焼と判断することは難しく、形も様々です。
また、昭和を感じさせるものから北欧を感じさせるものまで幅広いデザインの波佐見焼が販売されています。
波佐見焼は日常でも使える食器として誕生しており、陶磁器の高級なイメージを払拭しました。
手頃で幅広いデザイン陶磁器であることが多くの人々に親しまれている理由の1つでしょう。
・波佐見焼のメリットについて
1つ目は日常使いできる実用的な器であるということです。
波佐見焼は陶石(とうせき)と呼ばれる岩石の粉を高温で焼き上げる磁器を中心にしています。
粘土を成分とする陶器に比べて丈夫で割れにくいという特徴があります。
また、器自体も非常に軽く、耐久性も高いため扱いやすいでしょう。
2つ目は分業体制でリーズナブルなことです。
波佐見焼のリーズナブルな価格を可能にしたのは分業体制だと言われています。
型や生地、窯元などを各工程の職人が担当する体制を取っており、高品質な器の大量生産を実現しています。
一つ一つの価格がリーズナブルになったことで誰でも気軽に購入できるようになっているのです。
3つ目は伝統と新しさがうまく調和していることです。
波佐見焼は透き通るような光沢がある白磁と藍色の顔料の染付の繊細で美しい仕上がりが人気です。
両者の配色が料理の色合いをよく引き立ててくれるのです。
近年では、水玉柄やカラフルな波佐見焼も販売されており、バリエーションの幅がより一層広がっています。
まとめ
今回は波佐見焼についてより深く知っていただくために、波佐見焼の良さとメリットについてご紹介しました。
波佐見焼には決まりがないのが良さと考えている方もいらっしゃいます。
しかし、丈夫で日常使いしやすい、デザイン性が高いなどといった特徴があり、多くの人々に親しまれています。
波佐見焼をお求めの方はお気軽に当社までご相談ください。